ホラ吹き太郎からの手紙【新緑は、眩しい! 編】


 5月です! 博多は、「博多どんたく祭り」で賑わってます。
「どんたく」の言葉の由来は、オランダ語の〈ゾンターク〉で意味は〈休日〉らしいです。私たちが現在も使っている半日お休みの〈半ドン〉も同じ由来らしいです。先日は、「どんたく祭り」の前夜祭に初めて行きました。大相撲九州場所が開催される「福岡国際センター」でありました。何故行ったかと言うと、劇団員の金星麗奈が前夜祭の舞台で歌わせていただいたからです。5,000人以上のお客様を前に堂々と歌う金星は、とても堂々としていました。私は彼女が高校生の頃から知っていますが、パフォーマ−としても人間としてもますます成長していく姿は、身内ながらとても頼もしいです。3日には、福岡市役所前の「どんたく祭り/本舞台」でも2曲披露させていただきました。
 石村昌子が振り付けをさせていただいた〈西部ガス〉様のパレードたちも見事なものでした。このような素晴らしい機会を与えて下さった皆様に心から深く感謝いたします。やはり、人様とのご縁が大切なんだと実感しております。このご恩を、いつかお返しできればと思います。劇団も創立から15年が経つと、様々なドラマがあります。劇団員の人間的な成長もあります。人生は、まさに劇的ですね。これまでの財産を大事にしながら、力を合わせて未来に大きな目標を掲げて邁進努力したいです。

 さて、今月の劇団は宮若市ミュージカルの稽古合宿を行って、本番までの1カ月に全力投球です。また九州県内の巡演の営業も今月が集中月間です。どうか皆様、イベント等がございましたら、お声をお掛け下さい。お待ちいたしております。そして、今月は12月の博多座公演の新作の台本を書き上げようと思います。先月は、他団体への台本をアップしました。今月は、15周年記念作品の台本です。この作品の事は、昨年からずっと潜在意識の中で温めています。後は、己の筆の力を信じるのみです。
 5年前から明らかに自分の作風が変化してきました。本物の先生方のご指導を仰げたからです。エンターテインメントは、感動的でなければなりません。笑いと涙と感動が必要です。人の心を、魂を揺さぶらなければなりません。私が20代の頃、私の演劇の最初の師匠である野尻敏彦先生が仰ってた言葉の意味が、ようやく分かってきました。人生と演劇の結びつきの意味が分かってきた気がします。野尻敏彦先生からの教えと佐藤浩史先生から学ばせていただいた事には多くの共通点があります。それらを活かして、松井和子先生と小坂弘治先生のご指導のもと、劇団の15周年記念ミュージカルを創り出します。
 そう言えば、私は師匠に恵まれた人間だと思います。この世界に入って、沢山の先生方にご指導をいただきました。ナレーションは、江藤茂利先生、舞台美術は孫福剛久先生、ミュージカルについては松島平先生、作家としては中村ブン先生の影響もあります。加えて野尻先生から徹底して北條秀司先生と菊田一夫先生の戯曲で鍛えられました。当時は分からなかった人情の世界が、今になって分かってきた気がします。今度は私が、これらの事を若い劇団員に伝えられたらなと思う毎日です。
 20代の頃は、ほぼ毎日ダンスのレッスンをやってました。がむしゃらでした。自宅と劇団の往復の毎日でした。季節の変わり目にも気付きませんでした。気付く余裕もありませんでした。人は、熱中できる時期が大切ですね。それを青春とは言いませんが、とにかく吸収する時期は大切です。自分の興味がある事にアンテナを張り巡らせておく事も大切ですね。それらのアンテナは、きっと自分に確かな情報を与えてくれますから。新緑の眩しい季節になると、自然界の生気を感じます。とても瑞々しい生気です。この季節は大好きです。さぁ、乗り越えよう! という気になります。目の前の物事に立ち向かおう!と言う気になります。その気になれない時は、言葉に出すと良いそうですよ。元気が出ない時も、元気な素振りを10回もすれば、その人はいつの間にか元気になるそうです。要は心構えですね。この心構えを大事にして、今月も頑張ります!
 皆様も、新緑の眩しい! 生気溢れる! この季節に思う存分ご活躍下さい! お互いに、今日やれる事は今日やりましょう! そして健康には気を付けましょうね!

《今月の一句》
 新緑の 眩しさ浴びて 生気得る
 夢舞台 まずは確かな 一歩から

  2006年 5月

劇団ドリームカンパニー      
代表 
徳 満 亮 一