新聞記事内のテキストです。
写真では読みづらいので、そのままを打ち直しておりますが、このテキストは2004年11月16日現在のものですので、イベントそのものは既に終了しております。悪しからずご了承下さい。
自治再編テーマにミュージカル
「ほほえみ校区へようこそ!」
「ほほえみ校区へようこそ!」─。福岡市が今年四月から進めている自治再編を題材にしたミュージカル「ほほえみ校区の人々」が、十七日の「城南区のつどい」で初上演される。主催した同区女性協議会から「自治をもっと身近に考えてもらえる劇を」という依頼に、地元のプロ劇団が応えて作り上げた。自治を描いた珍しいミュージカルのメッセージは「近所の人に声を掛け合う『ちょこっと運動』から始めてみませんか」だ。
あす、城南市民センターで上演
「もっと身近に」女性協議会が企画
福岡市の実験
つどいは同協議会が毎年、男女共同参画や高齢者福祉等をテーマに開いてきた。会長を務めて二十九年目の半田トミ子会長(七七)が「自治再編をより多くに人に分かってもらうには劇や歌が一番」と、知人を通じて同市の劇団「ドリームカンパニー」に公演を依頼。当初は、既にあるレパートリーを上演しようと考えていたが、半田会長の熱意に共感し、代表の徳満亮一さん(四二)が、自治協議会に関する市のパンフレットや新聞記事などを参考に新作を書き下ろした。物語のあらすじは─。
緑山校区に引っ越してきた中村一家。でも、道行く人にあいさつをしてもだれも返事がない。校区では犯罪発生率が高いと聞き、不安になる一家。そんなとき、校区を住みやすい街にしようと活動する高齢者グループ「ロージンズ」と出会い、共感する。ある日、大型台風接近で公民館に避難した住民たち。街について語り合う中で、だれもがもっと住みよい街にしたいと願っていることに気付いたのだった。
徳満さんは「町世話人廃止や自治協の話は、新聞で読んでいたが気になる題材だった。私たちにとっても、自分たちの町を見つめ直す良い機会になりました。架空の話だが、現実につくれるユートピアであることを伝えたい」と話している。
半田会長も「素晴らしいミュージカルが完成しました。一人でも多くの市民に見てほしい」と呼びかけている。会場は城南区片江五丁目の城南市民センター。当日は午後一時半開会。城南区内の自治協議会長八人によるシンポジウムに続き、ミュージカルを上演。参加無料。問い合わせは城南区役所地域振興課=092(833)4053。